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雲の上のダンス

隣室のベッドまではほんの数歩。

母を前から抱きかかえて歩かせる。

ラジオから流れるシュトラウス。

なんやダンスしてるみたいやなあ。

朦朧とした人が感想を奏でる。

あの介護用ベッドはもう家にない。

いまは天からワルツが聴こえる。

なんや雲の上で踊っているみたい。

momo

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願いを叶えたまへ

思えば願いは叶う。必ず叶う。
受け売りだけど、そう信じてる。
今日一日が平穏無事でありますように。
明日も無病息災でありますように。
両手を併せて真摯に願う。
幸せな毎日を過ごせますように。
お金に困りませんように。
地面に頭をすりつけながら、
お願いします、自由をください。
そこをなんとか、怒らないでください。
両手を併せてお願いしながら、
頭をあげるとそこには妻の姿が。


momo

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骨の音を聴く。

指の関節を折り曲げて。

首をぐるぐる廻して。

骨は自分の一部なのに、

まるで他人の顔をしてぽきぽき。

痛みは親指の関節がずれているから。

痺れは首の関節の間が潰れているから。

そりゃぁどんなものだって

五十年も使っていれば多かれ少なかれ。

まぁまだ使えますわと老医師は言う。

 

骨の音がする。

頭の中で。

頭蓋を響かせて伝わる音は、

鼓膜を震わせて届く音とは違うらしい。

外耳から内耳へ到達する声は、

自分のものであって自分のものではない。

頭の中に伝わる声こそが、

ほんとうの自分の声。

 

正直であるか。正義であるか。

感謝してるか。努力してるか。

大人になるにつれて忘れてしまった言葉が、

父や母の声となって聴こえる気がした。

 

骨の音に訊く。

正しく生きているのか。

怠けていないか。

傲慢じゃないか。

誰かを羨んでいないか。

私は大丈夫か。

耳を澄ますと、

骨が答える。

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